トレッキングブーツについて
トレッキングを楽しむにはトレッキングシューズが必要になってきますが、その中でもトレッキングブーツは脚のアキレス腱部分までしっかりと覆うブーツタイプの靴となっているので足首がしっかりと固定されて捻挫や怪我をすることが少なくなります。
また、普通のシューズとは違い足に砂利などが入ることはありませんし、ぬかるみ部分でもしっかりと地面をグリップすることができるので歩きやすくなっています。一般的にトレッキングブーツの底は不安定な路面や岩場でも歩行できるように溝が深く作られています。
普通のトレッキングシューズはローカットやミドルカットになっていますが、それと比較するとトレッキングブーツは重量感があるので日帰りでトレッキングを楽しんだり、一泊してトレッキングを楽しむ場合であればミドルカットのトレッキングシューズの方が適しているかもしれません。
しかしトレッキングブーツであれば路面の状態が雨で水溜りができていたり、トレッキング途中で雨がふってきたりしても足が濡れにくくなっているので安心してトレッキングを楽しむことができます。防水性が高く群れにくい素材のゴアテックスであれば快適になります。一般的にトレッキングブーツの寿命は製造されてから５年ほどと言われています。その理由としてはミッドソールに使用されているポリウレタンが加水分解してしまうからです。
トレッキングブーツは高温多湿の状態に弱いので濡れた状態のトレッキングブーツをストーブなどで急激に乾かすと寿命がさらに短くなるので注意してください。
また、トレッキングブーツを購入する時には製造から５年が寿命と言うことなので、あまり古くなっていそうな在庫品を購入するのはやめておいた方が良いでしょう。中にはソール部分が張り替えのできるものもありますが、メーカーが限られているので購入する際には注意しておきましょう。
